カメラ転売は輸出しなければ儲からない?実体験から分かったこと

こんにちは、加藤です。

今回はのテーマはカメラ転売輸出について」です。

カメラって海外の人からの評価も高いし、直接販売した方が儲かりそうなイメージがありますよね。

これからカメラ転売を行う方の中には、国内と輸出で迷う方もいるかと思います。

カメラ転売は輸出しなければ儲からないのでしょうか?

実体験から解説していきますので、参考にしてみて下さい。

カメラ転売は輸出しなければ稼げない?

カメラ転売 輸出

結論:カメラ転売は輸出をしなくても十分稼ぐことは可能です。

日本のカメラを購入したい海外在住の方は非常に多いのは事実です。

ただし、海外のカメラコレクターは日本国内の転送業者を使って購入する事が多いです。

「国内限定で販売しているつもりでも、最終的には海外のエンドユーザーへ販売していた」という事も珍しくありません。

つまり、国内限定で販売をしているからと言って、海外の方に全くアプローチできないという訳ではありません。

転送業者とは、国内に存在する中継会社です。
海外の方に変わって注文や決済を行った後、中継会社から海外に商品を発送します。
(商品代金+転送手数料がかかるケースが多いです)

【カメラ転売の輸出】メリット・デメリット

当然輸出にもいろいろとメリットはあります。

しかし、デメリットも同時にありますので、それぞれのポイントを見ていきましょう。

輸出のメリット

  • 価格差のある商品が多い
  • 還付金が受けれる

輸出のメリット1:価格差のある商品が多い

新品だと価格差はほとんどありませんが、中古商品に関しては日本の相場とズレている商品もまだまだ多いです。

特にオールド製品に関しては、日本の平均相場より1万円以上も高い商品がゴロゴロあります。

海外だと高値で売れるお宝商品も多いので、仕入れに困らないというのは大きなメリットです。

輸出のメリット2:還付金が受けれる

輸出の大きなメリットとして消費税の還付制度があります。

輸出メインでカメラ転売を行う方の中には、還付金狙いというセラーもいます。

特に消費税が2019年10月から10%に増税されたことは、輸出バイヤーにとっては追い風となっています。

輸出のデメリット

次にカメラ転売で輸出を行うデメリットをご紹介します。

  • アカウントを育てないといけない
  • 商品の回転が国内より遅い
  • 返品になった時には送料負担がでかい
  • 英語のスキルが必要

輸出のデメリット1:アカウントを育てないといけない

eBayに登録をしていざ販売をしようと思っても、最初は100ドル10品までしか出品できません。

そこから出品や販売を繰り返していきながら、大きい取引ができるようにリミットアップの問い合わせを随時していく必要があります(自動で行われるケースもあります)

まともな単価の商品をたくさん出品できるようになるまでは、少額の商品をたくさん販売しなければいけません。

また、リミットアップ交渉も英語で行う必要があるので手間がかかります。

eBayでは評価件数が多いパワーセラーの商品がどんどん売れる特徴があります。

国内では評価数が少なくても回転率に大きく影響はでないので、ここは輸出のデメリットの一つといえます。

輸出のデメリット2:商品の回転が国内より遅い

カメラ転売は日本国内より輸出の場合の方が回転率は悪いです。

eBayはヤフオクのようにウォッチリストがたまっていくようなシステムではありません。

急に売れたりすることもありますが、売れるタイミングが読みづらい部分があります。

輸出のデメリット3:返品になった時には送料負担がでかい

輸出した商品が返品になると手数料は返ってきます。

しかし返品時の送料は販売者が負担するケースが多く、送料負担も国内よりも高くなります。

特に大型の商品だとそれだけで大赤字になってしまう可能性もあるので注意が必要です。

輸出のデメリット4:英語のスキルが必要

当たり前の話といえばそうなのですが、eBayは英語スキルが必要です。

お客さんとのメッセージのやり取りについては翻訳ソフトなどで対応も可能ですが、やはり英語スキルはあるに越したことはありません。

リミットアップ時の交渉や他対応はすべて英語です。

カメラ転売の輸出まとめ

 

  1. 国内販売をしていても海外ユーザーにアプローチはできる
  2. 輸出の場合は販売できるまで下積みが必要
  3. 初心者には国内転売が始めやすい

 

国内販売と輸出の比較をしてみましたが、カメラ転売をこれから始める方で結果を早く出したいという方は断然国内転売をおすすめします。

オークションのシステムも分かりやすく、カメラの知識以外につけるスキルというのが少なく済みます。

また、海外よりも国内の方が相場の高いカメラも結構あるので、全然問題なく利益は出すことはできます。

販路に特にこだわりのない方は国内から早速始めてみましょう。