こんにちは、加藤です。
今回は「カメラ転売でよく扱うNikonのオールドレンズ」について紹介します。
Nikonのマニュアルレンズはカメラ転売初心者の方にオススメのレンズです。
検品もボディがなくても行えますし、私自身知っているメーカーという事で取っつきやすかったので、最初からガンガン扱っていた商品となります。
Nikonのマニュアルレンズは年代によってバージョンアップされているので、同じ焦点距離のレンズでも種類がたくさんあったりします。
このページではNikonのレンズについて具体的な見分け方を解説していきますので、参考にしてみて下さい。
Nikonのマニュアルレンズの種類
Nikonのマニュアルレンズには大きく分けて4種類あります。
・Auto NIKKOR
・New NIKKOR ・Ai NIKKOR ・Ai-S NIKKOR |
・Auto NIKKOR
・New NIKKOR
・Ai NIKKOR
・Ai-S NIKKOR
Auto NIKKORは見て分かる通り、文字盤にそのままAuto NIKKORと記載があります。
見た目も違い、Auto NIKKORはシルバーの部分が多いですが、New NIKKOR以降のレンズは黒色がベースのレンズとなります。
しかし、Ai NIKKORとAi-S NIKKORはぱっと見一緒の外観ですので、見分けるポイントを押さえておく必要があります。
AiとAi-Sの違いはココ
Ai NIKKORとAi-S NIKKORの違いを解説させて頂きます。
左がAi-Sで右がAiです。
◆絞りリングの数字表記
見るべきポイントはレンズ下部に並んでいる絞りリングの数字です。
上下に並んで同じ数字が記載されているのがAi NIKKORです。
その中で一番左の最大数値が上下共にオレンジ色になっているものがAi-S NIKKORです。
拡大画像です。
左レンズの16という数字が上下共にオレンジ色になっているAi-Sで、右レンズは32の下数字が白色のAiです。
色の違いでの分け方が一番分かりやすいポイントとなります。
◆マウント部の形状
マウントの形状でも分ける事ができます。
左がAi-Sで右がAiです。
Ai-S NIKKORはマウント部分にくぼみが見られます。
仕入れ時に画像が不鮮明で絞りリングが確認できなかったり、マウント側の画像だけが掲載されているケースがよくあるのでマウントの違いについても覚えておきましょう。
◆蟹爪の形状
Ai NIKKOR以降のレンズはレンズについている蟹爪に穴が開いています。
New NIKKORやAuto Nikkorのレンズは蟹爪に穴はありません。
蟹爪の形を見る事でAi以降のレンズなのか、それ以前のレンズなのかを見分ける事ができます。
※New NIKKORはAuto NIKKOR以降のレンズで、外観はAi NIKKORのような黒ベースの見た目をしています。
違いとしては絞りリングに書いてある数字が一列のみになっています。
蟹爪にも穴が開いていません。
世代としてはAuto NIKKOR⇒New NIKKOR⇒Ai NIKKOR⇒Ai-S NIKKORとなり、相場は大きく変わってきますので違いについて覚えておきましょう。
まとめ
Nikonのマニュアルレンズはデジタル一眼レフにも装着して普通に撮影できるため、若い世代の方でも好んで使う方が多い商品です。
安くて利益が取りやすい商品も多く流通しているため、それぞれの違いについてしっかり覚え、取り扱っていくようにしましょう。