こんにちは、加藤です。
今回は「カメラ転売で高値売りをするためのテクニック」についてご紹介させて頂きます。
カメラ転売では写真の撮り方や文章の書き方をちょっと変えるだけで、商品ページの印象が変わり、落札価格にも影響が出てきます。
このページでは、カメラ転売でちょっとした販売テクニックをご紹介していきますので、取り組む際の参考にしてみて下さい。
良い印象を与えない出品ページ
販売のテクニックについて話をする前に、悪い印象を与えるページについて考えてみたいと思います。
私が個人的に思うのは、不良個所を前面に出しているような出品ページの商品や、自身のなさそうな表現をしている出品ページの商品は買う時に不安な気持ちになってしまい、購入意欲が下がってしまいます。
「カビが生えてしまっています」
「念のためジャンクでお願いします」
こういったマイナスな表現ばかりをたくさん使っていると、出品ページ全体の印象が悪くなってしまいます。
「~してしまっています」という表現や、カビやキズの表現について少し工夫を加えるだけで、まったく違った印象の出品ページにすることができます。
良い印象を与える出品テクニック
カメラ転売で商品を販売する際は、マイナスな要素がある場合は必ず記載してください。
目立つキズや不良箇所、カビやクモリがあるのに隠したり綺麗と謳って高値売りしても、結局クレームや返品になってしまうからです。
ただし、不良個所があっても軽微なものであったり、人によっては気にならないレベルのものもあるため、少しでも高値売りをするためにはそのことを文章できちんとどの程度なのかを伝える必要が出てきます。
キズや汚れ等の症状が軽微で軽いものであれば文章の前に「やや~」「僅かな~」「目立たない~」といった言葉をつけると軽い症状であることが伝わりやすいです。
レンズ内にカビやクモリがあって、撮影に影響しない軽いものであった場合は「ペンライトに当てて分かる程度の~」「極薄い~」「肉眼ではほとんどわからない程度の~」といった言葉を汚れのレベルによってつけると効果的です。
また、マイナス部分を先に書いて、良い部分ですかさずフォローする文章の組み立て方でも伝わり方や印象はかなり変わってきます。
1.外観はとても綺麗な状態ですが、一か所目立つアタリ傷が見られます。
2.一部アタリ傷が見られるものの、全体的にはとても綺麗な状態です。
同じキズがあることを書いていますが、比べてみると印象がかなり違いますよね。
私がお客さんだったら間違いなく2番の方を買うと思います。
このように出品をするときのちょっとしたテクニックですが、症状の程度をできるだけ伝わりやすくすることで、お客さんの購入意欲を高める事ができます。
また、悪い部分もしっかりと伝えつつ、良いところでフォローして締める文章の構成で書くことで、販売に自信があることを全体の雰囲気でお客さんに伝える事ができるので、試してみて下さい。
誇張のし過ぎに注意
上記の出品テクニックの一番の目的は、想像と現実のギャップを埋めることです。
間違っても酷いキズや難有箇所をごまかしたりするために使ってはいけません。
ここは経験を積んでくると表現の引き出しが増えてきて、考えなくてもスラスラと文章を書いていく事ができるようになるのですが、カメラ転売初心者の方で分からない場合もあると思います。
その場合は、
「自分がお客さんだとして、どんなページからの購入だったら納得できるか」
というところを考えれば、おのずと答えは出ると思います。
誇張しすぎた表現や、あいまいな表現で難有箇所を書いても、結局クレームに繋がります。
「目立つキズがあります」「撮影に影響の出る大クモリがあります」といった、客観的な表現で事実を記載することも必要になってきます。
まとめ
販売者として出品商品の良い側面や悪い箇所をしっかり表現する事で、お客さんに安心して買って頂けます。
評価欄のコメントで「説明文通りのコンディションで良かったです」というのが、私は一番良い販売ができたことだと理解しています。
逆に「思ったよりもコンディションが良くてよかったです」というコメントは、嬉しい反面適切に商品の良い部分を表現できていなかったんだなと考えています。
お客さんもいろいろな方がいるので、正確に状態を伝えるのはなかなか難しいですが、消極的になり過ぎず、誇張しすぎず、良い印象を持ってもらえる販売を行っていきましょう。