カメラ転売で失敗したこと!やりがちな落とし穴とは

こんにちは、加藤です。

今回は「私がカメラ転売失敗したこと」についてお話ししたいと思います。

カメラ転売を始めて6年目になりますが、これまでいろいろな失敗をしてきました。

これからカメラ転売を始める方や、初めて利益が取れ始めた初心者の方の参考になるかと思ったので、このページでシェアしたいと思います。

始めたばかりの時に失敗したこと

カメラ転売を始めて8ヶ月ぐらいの間は利益や経験も少なく、カメラというものをほとんど厚かった事がないため、いろいろなミスをしていました。

・型番間違えによる仕入れミス

・詐欺にあった

・出品価格の設定ミス

・商品の発送間違えや発送忘れ

・ジャンク品として動作品を出品していた

・型番間違えによる仕入れミス

私はカメラ転売を始めたばかりの頃はニコンの商品を中心に扱っていたのですが、レンズで似たような商品があることを知らずにガンガン仕入れていたので、届いてから思っていた商品と違ったという事がよくありました。

酷いときにはそのまま気づかず出品してしまい、売れた後でクレームになってしまった事もあります。

間違えた商品は大きい赤字になってしまったのですが、良くやってしまったのは同一の焦点距離で「AF NIKKOR」と「AF-S NIKKOR」の商品を勘違いして仕入れたり、「Ai NIKKOR」と「Ai-S NIKKOR」を間違えて仕入れてしまったりしてました。

AF NIKKORとAF-S NIKKORは同じ焦点距離でも価格差が結構大きいので、その1商品だけで1万円以上の赤字が出てしまう事もよくありました。

・詐欺にあった

ヤフオクでは仕入れを行った際に今は受け取り連絡後の決済処理という仕組みに変わっているので、詐欺は少なくなっていると思いますが、昔は今と違い決済後にそのまま相手の口座へ着金する仕組みになっていました。

支払いをしたのに商品が送られてこないという事もトラブルとして良く起こっていて、私も安い商品に飛びついて仕入れたのですが、結局7万円ぐらいは帰ってこない結果になってしまった事があります。

・出品価格の設定ミス

私は再出品時に価格を一品ずつ手入力で修正しているのですが、単純な入力ミスで即決価格の桁を間違えてしまったりしていました。

お客さんに謝って承諾を頂けることもありましたが、だいたいの商品は結局そのまま赤字で販売していたように思います。

・商品の発送間違えや発送忘れ

カメラ転売を始めたばかりの頃は慣れない商品をたくさん在庫として抱えていたので、発送ミスも結構ありました。

売れたはずなのに商品が手元になかったり、同一型番の商品を複数出品していたときには違う方の商品をお客さんに送ったりして、クレームがきて気づくという事も多かったです。

また、単純に似たような商品名や外観の違う商品をお客さんに送ってしまったりしていたのですが、気づいたときには本当にヒヤっとしますね。

・ジャンク品として動作品を出品していた

昔のカメラは良く出来ていて、いろいろなスイッチや誤動作防止のためにロックできる仕組みがあったり、空シャッターがそのままだと切れない仕組みになっているものなど様々なものがあります。

そういった仕組みを知らずにシャッターが切れないという事だけでジャンク品と決め付けてそのまま出品していました。

今考えるとだいぶもったいない事をしていたなと思います。

 

1年以上経験を積んでから失敗したこと

1年以上カメラ転売を行っていると、カメラ転売だけで生計を立てていけるぐらい稼げるようになってきて自信がついてきます。

自信が付いてくるのと同時に、カメラ転売に対して強いこだわりというのができてきます。

こだわりを持つというのは、良い面もありますが気をつけないと悪い面が出てしまい成長できなかったり、ミスに繋がってしまったりします。

具体的にどういう失敗をしていたかというと、

・現在の販売方法を見直さない

・需要のないレア商品を仕入れてしまう

・過去の成功例をひきずってしまう

・現在の販売方法を見直さない

カメラ転売というビジネスは昔から現在にいたるまで本質的なノウハウというのは変わっていません。

それだけ、カメラの持つ商品力が高く需要があるので、物販ビジネスとしては少し特殊な分野だと思っています。

しかし、各プラットフォームのルールが細かく変わったり、お客さんの層や他バイヤーの販売方法も少しずつ変わってきています。

ある程度カメラ転売の経験を積んでくると、今の方法が正しいという思いが強くなってきて小さな変化に対応できなかったりしてきます。

また、より効率よく作業できる販売方法がないか模索したり、より高値で売るためにはどうすればいいかという創意工夫の意欲もなくなってきて、目の前の作業をこなすだけの毎日になっていた気がします。

他のバイヤーの方と交流したりすれば違うかもしれませんが、そういう事もなく一人で黙々と作業していたため、ヤフオクの改定等にも対応するのが遅れてしまっていました。

・需要のないレア商品を仕入れてしまう

カメラ転売の経験を積んでくると、誰でも得意ジャンルというのができてきます。

得意ジャンルの商品を仕入れるときには当然自信も出てきますし、レアな商品で需要がありそうなものにアンテナが張る様になります。

その結果、ニッチ過ぎる高額商品を高値で仕入れた後、売れずに1年以上保有してしまったという事がよくあります。

確かに希少でほしい人もいるかもしれませんが、そういったレアな商品はこちらもこだわりが強いので簡単に安値で売る気になれなんですね。

Nikonの昔の魚眼レンズで、生産本数が少ないものなんかはよく仕入れて、結局売れないという事がたくさんありました(激レア商品ですが、今も売れずに残っているものもあります)

・過去の成功例をひきずってしまう

カメラ転売を行っていると、攻めの仕入れをしていると商品によっては単品で5万円以上の利益取れるものも出てきます。

5万円までいかなくても1万円~2万円ぐらいの単品益が出ると、その商品をまた仕入れたいという気持ちが強くなってきます。

もちろんそういった商品のストックを増やす事は大切ですが、高い単品益が出せたのは、高く買ってくれるお客さんがたまたまいてくれただけという可能性が高いです。

同じぐらいの仕入れ金額で仕入れできても、以前のように高い利益が出せなかったりした事も多く、その商品を仕入れるのにかなり時間を割いていたので非効率だったなと今では思います。

現在の失敗や課題

カメラ転売を続けてきて、だいぶ失敗やも少なくなってきましたが、行動が変わったことで新たなミスもするようになってきました。

査定金額の提示ミスで仕入れできなかったり、修理する際にパーツを紛失してしまって復旧不可能になったりする事は日常茶飯事です。

レンズが割れてしまったこともあります(苦笑)

まとめ

カメラ転売を続けていく中でいろいろな失敗をしましたが、失敗したときは成長するチャンスでもあります。

私の場合は商品管理の方法を工夫することで発送ミスもなくなりましたし、仕入れミスをしたことによって商品の違いも頭にしっかりと根付かせる事ができました。

失敗しても気にせず行動し続けていれば、自然と失敗件数は減ったりすると思いますが、失敗した段階でどうやったら失敗せずに済むのか、一度立ち止まって考えてみる事も大切です。

注意点としては、失敗したのは単純にやり方が悪かっただけなので、自分を責めることはやめましょう。

シンプルに仕組みや行動を変えるだけで改善されてきますので、他にバイヤーの人が回りにいれば聞いてみたり、自分なりに頭を使っていろいろと考えて失敗という経験を生かしていきましょう。