こんにちは、加藤です。
今回は「カメラ転売で扱うAFレンズの動作確認方法」についてご紹介します。
AFレンズは動作確認用のボディが必要になってきますが、利益が出やすい商品もたくさんあるので、こちらのページを参考にどんどん仕入れていってみて下さい。
動作確認に必要なもの
AFレンズの動作確認にはレンズに対応したデジタル一眼レフが必要になります。
最新ものではなく型落ちの安いもので構いませんので、少しずつ用意していきましょう。
フィルムカメラでも一部レンズの動作確認は可能ですが、デジタル専用レンズのAFチェック等がフィルムカメラでは行えないので、注意して下さい。
※動画で紹介していますように、Nikonのデジタル一眼レフにはボディないにモーターが搭載されていないタイプの物があります(D3000シリーズ、D5000シリーズ、D40、D60など)
モーター非搭載の機種ですと、古いレンズやフルサイズ対応のレンズは動作確認ができません。
Nikonの動作確認用のボディはモーター搭載の物を購入するようにしましょう。
まずは外観チェック
まずは外観に汚れや目立つキズ、アタリがないかを確認しましょう。
レンズ先端部にアタリによって凹みや欠けがある商品もよく流通していますが、そういったレンズだとフィルターやフードの装着ができなくなってしまうケースがあるので、そういった場合はしっかりと記載してください。
取れる汚れがあるときは取れるものであればアルコール等で拭き取りましょう。
AFレンズの動作確認方法
まずは、ボディにレンズを装着し、AF駆動するかどうかをチェックしましょう。
シャッターボタンを半押しし、対象物にピントが合えば問題ありません。
この時、ズームレンズの場合であればいろいろな焦点距離でピント合わせができるかチェックしてください。
また、ピントが合った後は実際にシャッターボタンを押してしっかりと撮影できるかどうかまで確認しましょう(たまにピントだけあってシャッターボタンを押すとエラーが出るレンズもあります)
この動作確認を行いながら、ズームリングやピントリングが引っかかりなく、全領域スムーズに回転するかどうかも確認してください。
(中には途中で引っかかりがあったり、ピントリングと距離計が連動していないものもあります)
レンズ内の状態を確認
最後にレンズで大事なレンズ内の状態もしっかりと見ていきましょう。
マニュアルレンズと同じように絞りリングがある物は回すことで中の絞り羽根を開くことができますが、絞りリング自体がない場合は、マウント部についているレバーを引くことで絞り羽根の開くことができます。
絞り羽根を開いた状態で、明るい方向に向けて中にカビやクモリ、キズがないかをしっかり確認しましょう。
よく起こる不具合
レンズの不具合でよく起こる症状をご紹介します。
・レンズのAFが効かない
⇒AFスイッチをマニュアルに切り替えて使うしか用途がない
・ピントが手前の物しか合わない
⇒風景等全体にピントを合わせる事ができず、使えるシーンが限られる
・手振れ補正が効かない
⇒手持ち撮影ではブレやすくなり、レンズ本来の性能を発揮できない
・異音がする
⇒甲高い音が鳴る物が多く、AF鳴きと呼ばれる症状
上記のような不具合があるレンズがよく見られます。
こういった商品は利用に支障をきたす難有品として出品か、相手によって返品が可能であれば相談するなどの対応をとりましょう。
まとめ
AFレンズは対応したボディをそれぞれ用意しないといけないので、最初は少し手間がかかってしまいますが、一度テスト機を用意してしまえばずっと使えます。
利益が取りやすい商品もたくさんあるので、扱えるメーカーの幅を少しずつ広げながら、早い段階から慣れていきましょう。