【カメラ転売】レンズのカビやクモリってなに?販売価格に影響は出る?

こんにちは、加藤です。

今回はカメラ転売で扱うレンズのカビクモリについてお話しします。

カメラ転売で扱うオールドレンズは、前オーナーの保管状態によってレンズ内にカビやクモリができてしまっている物が多いです。

初心者の方はカビやクモリがどんな状態のものなのか分からない方もいると思いますので、こちらのページで解説させて頂きます。

レンズのカビってどんな状態?

ガラスを張り合わせた作りになっているレンズは、保管状態によっては内部に混入しているチリやゴミ、使われている油などからカビが生えてしまいます。

カビはご存知の通り一般的に高温多湿の環境で発生しやすく、梅雨の時期などは注意しないとすぐにカビが生えてしまいます。

カメラ転売 カビ

手持ちレンズなのですが、レンズ内のゴミからカビが生えてしまっていますね。

カビはレンズの外側や内部から発生しますが、表面に生えたカビであればクリーニングペーパーなどで丁寧に拭けば取れます。

しかし、レンズ内部にカビが生えてしまった場合は、分解清掃が必要になります。

レンズはたくさんのパーツが使われていて精巧な作りになっていますので、カメラ転売初心者の方が無理に分解清掃するのはおすすめしません。

カビのあるレンズの扱い方

カビが生えていても必要としている方は多くいます。

文章でしっかりと生えている箇所や程度を記載することで、修理できる方などから高値で買ってもらえます。

カビがあるレンズにも相場はあるので、安く仕入れできそうなら仕入れていきましょう。

カビは素人の方が見ても分かりやすい症状です。

ヤフオクでも画像や文書で事前に程度を把握する事ができるので、しっかり確認しましょう。

レンズのクモリってどんな状態?

レンズ クモリ

レンズ内に生じるクモリとは、画像のような状態です。

クモリが酷いと写真全体が白っぽく霧の中で撮影されたようなものになります(中にはそれが好きな人もいるようです)

レンズの素材はガラスですので、長い間使わずに放置していたり、高温多湿の環境にさらされていると曇ってしまいます。

古いコップ等を使おうと思って取り出したら曇っている事があると思いますが、カメラのレンズも同じように経年劣化でクモリが出てしまうのですね。

軽微なものであれば気泡のようなものが光を当てたときにポツポツと見られるのみで、実際の撮影にはほとんど影響しません。

 

クモリが酷いと、光に当てて見た時に膜のように濁っているのが分かると思います。

ここまでくると写真全体が白っぽくなってしまうレベルです。

クモリのあるレンズの扱い方

クモリが表面に発生しているものであれば、カビ同様にクリーニングペーパー等で拭き取る事ができるものもありますが、内部に発生するものは取ることが難しいです。

専門の清掃業者に研磨してもらうか、レンズごと交換して対応できるようですが、カメラ転売でそこまで労力をかける必要は無いのでそのまましっかりと記載して販売しましょう。

お客さんの中でもクモリがあるレンズで霧の中にいるような効果を出したい方もいますし、修理する人も多いです。

やはりここにも需要というのはしっかりあるので、積極的に扱ってみましょう。

カビやクモリはどの程度相場に影響する?

レンズ カビ クモリ

カビやクモリは酷くなると写真写りに影響が出てきますので、やはり相場に影響が出ます。

しかし、軽微なものであればほとんど相場に影響は出ない事が多いです。

 

  • 軽微なカビ・・・強い光を当てて分かる程度のもの、良く見て分かる程度の点カビがあるものなど。
  • 軽微なクモリ・・・気泡状のものが僅かに見られるものなど。

 

写真に影響が出るかどうかは実際にレンズをボディに装着して撮影してみるのが分かりやすいです。

(ファインダーで覗いた時点で白っぽくなったりします)

このとき白っぽくなっていたり、カビ等が写りこんでいる場合は影響が出ていると判断して良いです。

程度の酷いカビやクモリについて

レンズ全体に蜘蛛の巣が張ったようなカビ、真っ白に濁っているようなレンズであればダイレクトに影響が出るため、相場の下の方で売れる事が多いです(ジャンク品ぐらいのものもあるかもしれません)

また、レンズのカビやクモリはお客さんもどの程度発生しているのか気にしている方も多いので、分かりやすく文章や写真で伝えるようにしましょう。

カビやクモリは曖昧な表現で出品したり、隠して販売すると高い確立でクレームに繋がります。

まとめ

カメラ転売初心者の方はレンズのカビやクモリが気になって仕入れができない人もいるかもしれません。

しかし、そういった商品でもしっかりとした需要があるのがカメラ業界です。

カビやクモリのあるレンズを仕入れて販売を繰り返していくことで、カビやクモリが与える写真への影響というのもだんだんと感覚で分かってきます。

特にオールドレンズにはカビやクモリが生えているものが非常に多いので、早い段階でカビやクモリがあるレンズを扱って経験値を積んでいきましょう。

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